取引をする前に知っておきたい、仮想通貨・暗号資産とは?

取引をする前に知っておきたい、仮想通貨・暗号資産とは?
禅のロブロイ

こんにちは、禅のロブロイです。

仮想通貨・暗号資産での投資はその値動きの大きさから、話題になる事も多く、どういった取引なのか興味があると言う方も多いのではないでしょうか。

投資をしているなら当たり前と言えば当たり前ですよね。言うなればハイリスクハイリターンの投資として捉えられている事が多いのですが、仮想通貨・暗号資産と言うものは、元々はそういった経緯で出来たものではありません。

今投資をしようとしているものがどういった経緯で作られたのか?くらいは知っておかないと投資をする上で、綻びや認識の齟齬が出てしまう可能性も否定する事はできません。

それが原因で損をする事になってしまっては悔いが残ってしまうので、そうなってしまう前に仮想通貨・暗号資産とはどういったものなのかをしっかりと知っておく事がおすすめです。

仮想通貨と暗号資産は同じもの

仮想通貨と暗号資産について、知る前に仮想通貨と暗号資産の違いについて知っておいた方がいいでしょう。

仮想通貨・暗号資産同じなの?

と言っても、仮想通貨と暗号資産の違いと言うのは、単なる「呼び方の違い」でしかありません。

仮想通貨と言う呼び方に関しては馴染み深いものですし、当初からそう呼ばれていたので今でも自然に呼んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、2018年12月14日に金融庁から「名称変更」の通達があって「暗号資産」となりました。

呼び方が2つあるので別物と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、「同じもの」だと考えて問題はありません。

単純に、正規の呼び方かそうでは無いかの違いだけしかありませんので、どちらの呼び方が良いかと言われると「公式」的な呼び方をした方が良いとは思いますが、仮想通貨でも十分に伝わるので、どちらで呼んでもいいのではないでしょうか。

仮想通貨・暗号資産って何?

仮想通貨や暗号資産が一体どういったものなのか?と言うのは気になる部分でしょう。

仮想通貨や暗号資産ってどういったものなの?

仮想だったり、暗号と言うと何となく語感的に良いイメージが沸き難いかのではないかと思いますが、しっかりと成り立ちなどを理解すると、現状のように投機が目的ではないところから始まっています。

仮想通貨の始まりは「ビットコイン」です。世界で一番最初の仮想通貨と言われていて2008年に作られました。

作られた際のコンセプトを見てみるととても面白いですし、仮想通貨のシステムの根幹とも言えるのでしょう。

仮想通貨を利用する上で間違いなく知っておかなくてはならないのは、「ブロックチェーンテクノロジー」です。

ブロックチェーンとは?

「分散型台帳技術」の事をブロックチェーンテクノロジーと呼ぶ事が多いです。
一箇所では無く、一箇所では無く分散型のコンピューターネットワークに、取引の最初から最後までの流れを記録。銀行のような中央集権型の情報管理とは対となる技術の為注目度は現在でも高いものとなっています。

ブロックチェーン技術は現状多くのものに利用されているますが、「ビットコイン」で利用されたのが一番初めだと言われています。

このブロックチェーン技術を利用した、個人間送金こそ仮想通貨の始まりです。

ビットコインはそもそも投機的な役割ではなく、実用を考えられて作成されていると言う事は覚えておいた方がいいでしょう。

ブロックチェーンテクノロジーの利用は非常に活気的で、個人間送金では手数料が掛からないと言ったメリットがありました。銀行を用いないのですから当然と言えば当然ですよね。

そして、送金速度の速さと言うのも当時は売りにしていた為、実際に今後は仮想通貨が銀行を必要としないシステムとして、銀行に成り代わるのではないか?とまで言われていたのも事実です。

様々な目的で作り出される仮想通貨

あくまでもビットコインはと言う話であり、全ての仮想通貨や暗号資産が送金の為に利用されるものでは無いのです。

また、コインの総数なども決まっているので、価値の上がりやすさや下がりやすさなども違いがあります。

一言で仮想通貨や暗号資産と言っても、ブロックチェーンテクノロジーを利用していると言う部分だけが同じで、目的は違ったものとなっている場合も多いのです。

ここで知っておきたいのは、あくまでも「ブロックチェーンテクノロジー」を利用しているものをIOCや仮想通貨、暗号資産と呼ぶのであって、投資目的で開発された訳では無いと言うところです。

皮肉ではありますが、最近になればなるほど、投機目的で作成されたcoinも増えているので、絶対的な違いと言うものはしっかりと頭に入れておいた方がいいでしょう。

現在の仮想通貨や暗号資産の立ち位置は

開発当初とは目的が違うものになっていると言う印象がビットコインにはあります。

早くて手数料が安く、銀行に依存しない送金、決済手段として考えられていたはずですが、何故か現在では投資として捉えられる事が多いです。

利用者が増えた事もありますが、ビットコインを保有している人には大口の個人投資家も多い事から、どうしても投資として考えられる事が多くなったように感じます。

ビットコイン等の最初の仮想通貨が作られた時の思惑とは違う方向性に動いている訳です。

現状ビットコイン決済等を実際に行う人は少なく、そのほとんどが投資目的して保有していると言うのはある意味残念ではありますが、他の仮想通貨に関してはちゃんとした利用目的で利用されていたりもするので、一概に仮想通貨全てがそうなっていると言う訳ではありません。

仮想通貨と暗号資産に違いは無い

改めてここでお話をしておきますが、「仮想通貨」と「暗号資産」に違いはありません。

日本での取引所としての許可がある取引所に関しては「暗号資産」と呼称している所が多いですが、上記でも説明をしている通り、金融庁が呼び方を決めたので、その内容に則って呼称を変更しているだけです。

ある意味大きな違いとも言えますが、まだまだ仮想通貨と言う呼び方の方がメジャーであるのは当然なので、違和感がある方も多いでしょう。

何度も言いますが、違いがある訳ではないので、そこは安心してください。

取引所ごとに手数料などの違いはありますが、coinに違いがある訳ではないので、投資として始めたい方も、仮想通貨のビットコインも暗号資産のビットコインもどちらも同じものなので、安心して利用して大丈夫です。

まとめ

根本的な考え方として、仮想通貨と暗号資産に関しては、呼び方の違いであり、実質的な違いはありません。

一般的には「仮想通貨」としての名称が広がっていますが、金融庁が新たに名称を決めた事により公には暗号資産となっています。

これだけの違いだと覚えておくといいかもしれませんね。

また、ICOに関しては、金融庁からの呼び方の制限はない為、ICOとそのまま呼ぶ事が多いです。リスクを考えると初めからICOでの取引を考えている方は少ないとは思いますが、難しい点も多いと思うのでまずは仮想通貨や暗号資産の基本的な部分から知っていく事が重要となってくるのではないでしょうか。

  • 仮想通貨と暗号資産は呼び方が違うだけで同じ
  • そもそもの仮想通貨・暗号資産が出来たキッカケを知っておこう
  • 投資目的の仮想通貨・暗号資産には注意

仮想通貨や暗号資産には、それぞれブロックチェーン技術を利用した目的がある事は知っておいた方がいいです。

coinを保有する際には、しっかりとその利用目的が評価されているのかどうかに注目するべきでしょう。投資目的でcoinを保有するにしても、内容を知っておかなくては、価格の上昇の契機や、下落の契機を掴めなくなってしまうので、どういった思惑でcoinを保有するとしても知らなくてはならない部分と言っていいのではないでしょうか。

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