仮想通貨・暗号資産のメリット、デメリットを考えてみよう!
こんにちは禅のロブロイです。
暗号資産や仮想通貨には多くのメリットがあります。誰もが投資をする上で知りたいであろう、仮想通貨・暗号資産のメリット・デメリットについて少し調査をしてみようかと考えました。
仮想通貨や暗号資産を投資として捉えるかどうかは別として、実際には値動きが大きい為、coinを保持する事を投資と考える人が多いのも事実です。
どちらにせよcoinを保持する事でメリット・デメリットは発生するので、その点について考えていきましょう。
また、メリットデメリットを知る事で、理想だけでなく、最悪の想定をする事が重要になってきます。
自分なりにでいいので、その辺りの点を重要視するようにしていきましょう。
目次
仮想通貨・暗号資産のメリット
仮想通貨や暗号資産のメリットは以下2点が主にあげられる事が多いです。
あくまでも大きなメリットと言うだけなので、細かく見ていくともっとメリットは存在しますので、その点はご注意ください。
- ① 24時間365日取引が可能
- ② 海外送金・決済が手軽かつ安価に
それぞれ説明します。
メリット① 仮想通貨・暗号資産は購入・換金・投資・取引所の利用がいつでも可能
仮想通貨は通常24時間365日取引が行えるため、自身の生活に合わせて投資を行うことが可能です。購入・換金(両替)もその例外ではなく、いつでも仮想通貨を使ってお金のやり取りができ、金融機関の営業時間等に煩わされることはほとんどありません。
また、仮想通貨や暗号資産の価値は常に変動しています。そのため取引所において、ビットコインをはじめとした仮想通貨・暗号資産をトレード・売買することにより収益を上げることが可能であることも、仮想通貨のメリットのひとつといえるでしょう。
投資としての具体例
株式投資は、一般的に平日の9〜15時まで、FX取引は平日中の24時間しか取引はできません。
仮想通貨ですと、土日などの休日に集中してトレードをすることが可能となります。平日お仕事をされている方は便利と感じられる方もいらっしゃるはずです。
メリット② 海外への送金・決済が手軽かつ安価になる
仮想通貨・暗号資産はインターネット上で暗号化された電子通貨であるため、瞬時に海外へ送金・決済することができます。 また、金融機関を通さずに送金・決済を行うため、銀行送金と比較してみるのがいいでしょう。
一部仮想通貨や暗号資産に関しては送金利用の目的で作成されているので、メリットとして考えられる事が多いです。
- ① 手数料が安い(無料の場合も)
- ② 着金が早い
- ③ 24時間/365日送金できる
- ④ 国をまたぐなど、どこへでも送れる
といったメリットがあります。
現在では、個人・法人問わず海外送金・決済をする機会が多くなっているのはご存じの方も多いはずです。 例えば、個人で海外のネットショッピングを利用して個人輸入する、留学している子どもへ送金する、出稼ぎに来た海外の労働者の方がが本国にいる家族に送金したいなどがあります。
国をまたいで送金する場合、海外への送金は既存の銀行を使って送金することが多いです。 この場合仮想通貨や暗号資産を利用した送金とは違ったデメリットがあるのです。
- 着金まで2営業日〜1週間ほど時間がかかってしまう
- 手数料が数千円程度と高額である
- 金融機関の営業時間内に送金する必要がある
一方、仮想通貨を利用すれば上記課題を解決することが可能となります。
- すぐに着金できる(※仮想通貨の取引状況にも依存します)
- 手数料は無料か少額
- 24時間365日対応が可能
既存の仕組みでは対応しづらかった課題を解決することが可能なのです。
仮想通貨・暗号資産のデメリットは?
仮想通貨のデメリットは大きく考えて2つが主な要因となっています。
細かいデメリットなどは利用してみなければわからない部分も多々あり、感じ方も個人差があるので、実際に利用してみてからの部分は利用する取引所によって変わってくるでしょう。
- ネットにアクセスできないと注文(送金など)も出来ない
- 税率がほかの投資商品と比較して高い場合がある
仮想通貨や暗号資産の、使い難い部分と考えてもらえるといいかもしれません。
デメリット① ネットにアクセスできないと注文できない
仮想通貨はネットワーク上の資金をやりとりしているため、オンライン状態でないと取引・決済することができません。
そのため、スマートフォンの電池切れなどを起こしてしまうと取引ができなくなります。また、海外など電波状況が悪いところに行ってしまっても取引することができなくなってしまいます。 オンライン証券会社での株式取引・FX取引も同様のことが言えるのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、一部の株式投資サービス、FXサービスでは電話による注文を受け付けています。
電話番号と取引情報さえ覚えていれば電話で注文することが可能です。 また、古くから投資されている方は、電話で注文すると言う事に慣れているのでしょう。
一方、仮想通貨は投資商品としての新しい商品であるため、電話による注文を受け付けているところは、2019年11月現在、日本に存在はしていません。
電話で取引したいという方にとっては、デメリットとなる部分も存在しています。
デメリット② 税率がほかの投資商品と比較して高い場合がある
仮想通貨を投資商品として見た場合、その利益が雑所得という扱いを受けるということもデメリットの一つとなるケースは理解しておいた方がいいでしょう。
雑所得は累進課税がしかれ、税率が約15%〜55%(住民税およそ10%分を含む)となります。
一方、株式投資やFX投資の利益は、申告分離課税です。この税率は一律で約20%となっているのがポイントです。
そのため、330万円を超える利益が出てしまうと同じ利益が出たとしても株式投資やFX投資のほうが、手元に残る資金が大きくなります。
このように2019年11月現在はデメリットとして挙げられる事は多いのです。
※かつては、FX投資による利益も雑所得扱いだったのですが、法律が変わり申告分離課税となりました。 同じように仮想通貨についての法律が変わり、申告分離課税扱いとなる可能性もゼロではありません。
メリットは大きいのですが、デメリットも意外と大きいので、その辺りは知っておかないと、損をする事が増える可能性があります。
メリットとデメリットはどちらが大きいのか?
投資をする上でメリットとデメリットは必ずあるものです。仮想通貨や暗号資産のメリットデメリットを見る限りでも、それは分かる事でしょう。
実際に利用してみなければ、メリットとデメリットを見分ける事は難しいのも事実です。
利用する目的によってメリットとデメリットは変わってくるでしょうし、誰もが感じるメリットやデメリットもあるでしょう。
それはある意味仕方無い事です。出来るだけ利用する前に情報を集めた上で、自分で利用して感じた事を優先していくようにするのがいいでしょう。
税金面に関しては利益を得るまではほとんど関係ないので、まずは利益を出せるかどうかと言う点で考えてみるのがいいかもしれませんね。
税に関してはしっかりと支払いをしなければ、後々追徴課税として大きく税を取られてしまうので、デメリットと考えられている税に関しても利益が出たらしっかりと支払うと言う意識を持っていた方がいいでしょう。
まとめ
仮想通貨・暗号資産のメリット・デメリットに関して大きなものをまとめてみました。
現状、大きく値動きがあると言う点で少ない投資でも大きな利益を目指す事が出来ると言う点は大きなメリットだと言えるでしょう。
ただし、逆に考えるなら大きな損失となる可能性もあるので、一概にメリットばかりと言う事ではありません。
仮想通貨や暗号資産はメリットばかり!と紹介している方もいらっしゃいますが、デメリットがある事を理解してしっかりと判断できないと、マイナスしかないと言うのは知っておいた方がいいです。
- 仮想通貨・暗号資産への投資にメリットがあるのは事実
- 仮想通貨・暗号資産にデメリットがあるのも事実
- メリットとデメリットを把握しておくことが重要
投資なのでメリットとデメリットは必ずあります。デメリットが無い投資と言うのは逆に怪しいので、そういった薦め方をされた場合は注意した方がいいでしょう。
メリットとデメリットを把握する事が利益に繋がると言っても過言ではありません。
まずは知る事、そこから始めてみましょう。